幼児も夢中!怖すぎないおばけや魔女の絵本で、親子の夜をもっと特別に楽しもう!
はじめに
🎃 ハロウィンの季節がやってきました。
仮装やお菓子も楽しいけれど、親子で過ごす夜を特別にするなら絵本の時間がぴったりです。
この記事では、幼児から小学生までみんなが夢中になれる怖すぎないハロウィン絵本10冊を厳選して紹介します。
おうちで過ごすハロウィンの夜、子どもと一緒に笑ってほっこりする時間を作りたい方は必見です。
ハロウィン絵本おすすめ10選
1. 『ハロウィーンのひみつ』
はやし ちかげ 作・絵 出版社;金の星社
「仮装とお菓子だけじゃない!ハロウィーンの本当のひみつ」
ハロウィーンの夜は、どの家もパーティーで大盛り上がり。
好奇心いっぱいな双子の魔女の子・アンナとハンナは、人間たちのパーティーをのぞきにいくことにします。そこで出会ったのは、お菓子や仮装だけではない、ハロウィーンの本当の由来。日本でいうお盆のように、ご先祖を想う日だったことを、わかりやすく教えてくれる一冊です。
ママの感想:
「楽しいイベントの背景を知れることで、行事への理解が深まるのがうれしいです。子どもに“楽しむだけじゃなく意味を考える”きっかけを与えてくれる絵本でした。」
6歳女子の感想:
「アンナとハンナがかわいかった!ほんとうのハロウィーンってびっくりした。」
幼稚園の頃から毎年仮装して近所のハロウィンイベントへ出掛けています。
色々なお店を回ってたくさんお菓子をもらってきます。
お友達どうしてわいわい回るのがとっても楽しいみたい!
小学校1年生になったけれど、今年も回るのかな?
そこについてくる小さな弟たちの偶然お揃いになったかぼちゃの仮装もサイコーに可愛かった。
あなたは今年何かの予定ある?
ハロウィン入門絵本。

2. 『まほうのハッピーハロウィン』
石津ちひろ 作 ・岡田千晶 絵 ・出版社;ブロンズ新社
「ハロウィンの夜、ちいさな勇気が生まれる魔法の物語。」
初めての仮装やドキドキのパレードに挑戦する子どもたちの、心の成長や優しい気持ちが描かれた一冊です。暮れゆく街とみんなで進むパレードの幻想的な雰囲気、繊細な言葉と美しい絵が魅力的。娘と一緒に読んだとき、「わたしもこうやって勇気を出せるかな?」と話してくれたのが印象的でした。一歩を踏み出す魔法をくれる、心温まるハロウィン絵本です。
おすすめポイント
・ハロウィン前の読み聞かせにぴったり
・ちょっと怖いけど最後は安心できるストーリー
・親子で仮装のアイデアがひらめくかも!
この絵本を読んで、ハロウィンの夜をもっと特別にしませんか?
3. 『パパおばけがいるよ』
ヒドファンヘネヒテン 作・ 野坂 悦子 訳・出版社;フレーベル館
#ベルギー の作家さん
「こわい? でもね、パパだから。守ってくれる“おばけの愛情”のお話」
夜寝る時って不安になるよね。
何かいそう。。
何度も何度もよばれるパパだけど、
子供の不安を取り除くようにきちんと説明してくれる。パパがちゃんと守ってくれるってわかったら、ぐっすり眠ることができる。
パパの魔法だね。
4. 『おばけやしきにおひっこし』
カズノ・コハラ 作・絵 ・石津 ちひろ 訳・ 出版社;光村教育図書
「こわい?かわいい? 魔女と猫のおばけ屋敷ライフが始まる!」
マージョリィと猫のオスカーが新しい家に引っ越してみると、そこはなんとおばけ屋敷。
出てきたおばけたちを、マージョリィは怖がるどころか次々とつかまえて「かわいい!」と大はしゃぎ。実は彼女はただの女の子ではなく、魔女だったのです。
版画で表現された二色の世界は大胆でユーモラス。オレンジと黒のコントラストが印象的で、動きのあるおばけたちが画面を飛び回ります。怖いよりも楽しい、新しいおばけ絵本です。
ママの感想:
「“こわい”の先に“かわいい”があるのが新鮮。色づかいにも意味があって、親の私も読み応えがありました。」
6歳女子の感想:
「おばけがぜんぜんこわくなかった!マージョリィがかっこいい。」
5. 『ぼくはめいたんてい(13) ハロウィンにきえたねこ』
マージョリー・W・シャーマット 作・ マーク・シーモント 絵 ・小宮 由 訳 出版社:;大日本図書
「名探偵ネート、ハロウィンの夜に挑む新たなナゾ!」
ハロウィンの夜、ちょっと風変わりな女の子ロザモンドからの依頼は「いなくなった子ねこ“ちいさいヘックス”を探して!」というもの。
9歳の名探偵ネートは、あいぼう犬のスラッジとともに暗いおばけやしきへ……。
果たしてヘックスを見つけ出せるのか!?
#ぼくはめいたんていシリーズ
ママの感想:
「子どもと一緒に推理を楽しめるのがこのシリーズの魅力。今回はおばけやしきの雰囲気もあって、ハロウィンにぴったりでした。巻末の仮装ランキングには私も思わず夢中に。」
6歳女子の感想:
「スラッジがかわいかった!ネートといっしょにねこを見つけたくなった。」
6. 『ハロウィーンの星めぐり 「夜に飛ぶものたち」』
ウォルターデラメア 詩 ・カロリーナ・ラベイ 絵 ・ 海後 礼子 訳・ 出版社;岩崎書店
「星の夜、魔女たちのハロウィーンが動き出す!」
特別なハロウィーンの夜、子どもたちはお庭にかぼちゃのジャック・オーランタンを飾り、かわいい仮装で町を回って「トリック・オア・トリート!」。
その空の上では、黒いマントとフードに身を包んだ魔女たちが、ほうきにのってひしゃく座やカシオペアの星々の間を楽しげに飛び回ります。
魔女たちのお茶目ないたずらや、星のきらめく幻想的な夜空の描写は、詩と絵が響きあう贅沢な世界。イギリスの詩人ウォルター・デ・ラ・メアの原詩を、美しい絵で表現した一冊です。
カバー表紙には星や月がきらめき、ページを開くたびに子どもも大人もワクワクが止まりません。
ママの感想:
「夜空を見上げたくなる、幻想的なハロウィーンの世界。子どもと一緒に読んで、星や魔女たちの動きを追うのが楽しい時間になりました。」
6歳女子の感想:
「魔女が空を飛んでいてすごく楽しそう!かぼちゃのジャック・オーランタンもかわいい!」
7. 『しゃっくりがいこつ』
マージェリー・カイラー 作・S.D. シンドラー 絵・黒宮 純子 訳・出版社;らんか社
「ひゃっくり ぴゃっくり、笑いが止まらない!ガイコツ君の大冒険」
しゃっくりで目がさめたガイコツ君。
シャワーをあびても、歯をみがいても、逆立ちして水を飲んでも、ひゃっくり ぴゃっくり、どうしても止まりません。
ところが、友だちのオバケ君が、ガイコツ君ならではのとっておきのしゃっくり解消法を思いつきます。
ページをめくるたびにコミカルでユーモアたっぷりな展開に、子どもたちは大笑い間違いなし。
ママの感想:
「こんなに笑える絵本は久しぶり!子どもと一緒に読みながら、思わず私も笑ってしまいました。」
6歳女子の感想:
「ガイコツ君のしゃっくり、かわいくておもしろい!オバケ君の方法もすごく面白かった!」
8. 『やさいのおなか』
きうち かつ 作・絵 ・出版社;福音館書店
「めくるたびワクワク!野菜の秘密をのぞいてみよう」
モノクロで描かれた不思議な模様。見たことあるような、ないような……一体これは何だろう?
ページをめくると、同じ模様に色がつき、「あ、ネギ!」「レンコン!」「ピーマン!」とわかる瞬間が訪れます。
そう、この絵本は野菜の断面図を使ったユニークな科学絵本。形や色から野菜を当てる楽しさに、大人も子どもも夢中になります。
遊びの名人きうちかつさんによる、美しくも遊び心あふれる絵本は、ページをめくるたび大盛り上がり。読後には、実際におうちで野菜の断面図を観察したくなるかもしれません。
ママの感想:
「読みながら子どもが真剣に考えている姿にびっくり!楽しみながら野菜のことを学べるのが素敵です。」
6歳女子の感想:
「えー、これなあに?ってページをめくるのが楽しい!野菜の断面ってこんなふうになってるんだね。」
9. 『まじょのメルとひかるスープ』
たなか鮎子 作・出版社;小学館
「光るスープに隠された、ほんの少しの魔法」
まちはずれの小さなお屋敷で、魔法はあまり得意じゃないけれど、
生き物たちの声を聞くのが上手な魔女のメル。
ある日出会った元気のない男の子を、
メルは魔法で元気づけようとしますが……失敗のはずが、
不思議な扉が開き、ふたりで冒険へ!
6歳の娘と読んだら、ページをめくるたびに「わぁ!」と歓声が上がり、
男の子が少しずつ笑顔になる場面では、娘も「よかったね!」とニコニコ。
読み終わったあとには、ふたりでスープを飲んだようなぽかぽか気分になれる、秋にぴったりの絵本です。
たなか鮎子さんの絵本は、絵がとってもほっこり。
心が寂しくなった時に、飾って眺めて癒されたい。
そんな絵本です。
10. 『あくたれラルフのハッピーハロウィーン』
ジャックガントス 作・ニコールルーベル 絵・こみやゆう 訳・出版社;出版ワークス
「いたずらいっぱい!ラルフのハッピーハロウィーン」
名作、あくたれラルフのハロウィンバージョン。
ぺらっとめくるところがある、子どもと一緒に読んでいて、なんともワクワクする作り。
もうすぐハロウィン!
怖がらせる気まんまんの犬・ラルフが、
かぼちゃおばけやドラキュラを逆におどかして楽しんでいきます。
それにしてもラルフは今回もめちゃくちゃ!
読みながら6歳の娘は大笑い。
「ラルフ強すぎ!ぜんぜんこわくない!」ってニコニコしながらページをめくっていました。
でも最後の意外なオチには「えっ!だれ?!」と大真剣。
母としては、ラルフを温かく見守るセイラとの絆がすごく素敵に感じられて、
読み終わった後も「一緒っていいね」って自然に話せた一冊です。
仕掛けページをめくるたびに「わぁ!」と驚きがあって、
親子で盛り上がること間違いなしのハロウィン絵本です。
読み聞かせのコツ
- 声色や表情を変えると子どもの没入感がアップ
- ページごとに小道具(ぬいぐるみやお菓子)を使うとさらに楽しめる
- 夜の読み聞かせは暗めの照明や小さなランタンで雰囲気作り
- 「次どうなると思う?」と質問を入れると子どもも参加感が増す
ハロウィンをもっと楽しむアイデア
- 絵本の登場キャラクターを真似した簡単クラフトを作る
- 読み聞かせ後にかぼちゃやおばけの小物で家族ミニイベント
- 読み聞かせの様子を動画で撮ってSNSに残す
まとめ
今年のハロウィンは、親子で絵本の世界を楽しもう。
怖すぎないおばけや魔女の物語で、子どもも安心して夢中になれます。
読み聞かせのコツを取り入れれば、家族の夜がもっと特別な時間に。
お気に入りの一冊で、素敵なハロウィンナイトを過ごしてください。
